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編集者になるには?!必要な資格や能力、向いている人の特徴を現役編集者にインタビュー!

2023/10/14

編集者の仕事とは

こんにちは!株式会社ハピスキの佐藤です。

最近では、いつでもどこでも仕事ができたり、自分の好きなことや得意なことで稼いだりと、働き方の自由度が高まっていますよね。

そんな中で、

「普段から本を読んだり文章を書いたりすることが好きで、それを仕事に活かしたい!」

「自宅で作業ができる仕事をしたい!」

「WEBライターからキャリアアップしたい!」

といったことから「編集者」という仕事に興味を持っている方も多いのではないでしょうか?

ただ実際には、

「編集者ってどんなことをしているの?」

「初心者でも編集業務はできるの?」

「編集者になるためにはどうすればいいの?」

と分からないことも多いかと思います。

そこで今回は、WEBメディアの編集者として活躍している横山さんに、リアルなお話を伺ってきました!

興味はありつつも具体的なイメージが湧いていないという方に向けて、編集者の仕事についてから、や大変なことややりがい、必要な能力など、初心者向けに実体験をまとめましたので、編集者を目指している方や編集業務に興味を持っている方はぜひ最後まで読んでいってください!

こんにちは!本日はよろしくお願いします

こんにちは!編集者の横山です。よろしくお願いします!

本日は編集者になりたい初心者の方に向けてリアルなお話を伺えればと思います!
早速なのですが、横山さんはハピスキでは主に編集業務を担当されているんですよね?

はい、主に編集業務を担当しています!ただ、ライティングをすることもあるので、ライター兼編集者というイメージです。

そうなんですね!具体的に日々の編集業務はどんな仕事をされているのでしょうか?具体的にうかがえると嬉しいです。

編集業務では、ライターさんが執筆された記事の誤字脱字や文章のリズム、言い回し、日本語に違和感がないかどうかなどをチェックしています。そのほかにも、エビデンスやクライアントのレギュレーションをもとに、NG表記がないかどうかも併せて確認します。

修正があればライターさんにお返しし、再チェックというようにこれらを繰り返し、最終的に校了したらライターさんへ入稿を依頼します。

最後に、入稿記事にミスがないかを確認しつつ、アフィリエイトリンクに差し替えるなどして、記事を公開するまでも編集業務の一つです。

編集業務というと記事チェックするというイメージまではつきますが、チェックと一言で言ってもこれだけ意識しなければいけないポイントがあるんですね。

他にはどんな業務があるのでしょうか?

並行して、自分自身が記事の執筆したり、クライアントからの修正依頼に対応したりもありますし、応募してくださったライターさんのテストライティングを確認することもあります。

ときには、ライターさんと個別にMTGを行い、より作業しやすい環境づくりに励むこと、ライターさんの進捗管理を管理することも編集者の役割です。

これだけの業務量があると本当に毎日忙しそうですね。一日の作業時間としてはどれくらいになりますか?タイムスケジュールなども伺えたら嬉しいです。

作業時間としては、1日8時間くらいです。

朝の9時には作業を開始して、お昼を挟んで夕方17時まではガッツリやっています。5時以降は自分の時間を取りつつ余力があれば、もう1時間2時間作業をするようなイメージですね。

時間を決めて毎日きっちりやられてるんですね

いえ、、笑 
日によってバラバラで、10時から始めるときもあれば、午後からスタートするときもありますよ。ただ、原則として、何時から始めたとしても必ず8時間は業務時間を確保するようにしています。

なるほど、自由度が高い仕事である分、自己管理が大切になりそうですね!

編集者になった経緯

ちなみに、横山さんはどのような経緯で編集者になったのでしょうか?

時系列でお話すると、2022年の3月頃に、WEBライターとしてハピスキさんにジョインしました。それから3ヶ月経過した頃に代表の能登谷さんから編集者をやってみないか?とのお誘いがあり、思い切ってチャレンジしてみたという経緯です!

代表からのお声掛けだったんですね!3ヶ月で編集者というスピード感は普通の方と比べても早い方ですよね?

そうかもしれないです。ハピスキさんの中では最短だと伺いました。

すごいです。そのお声掛けがあった時、編集者の仕事にチャレンジしたいと思ったのはなぜですか?

「別の視点を持ちたい」「新しいことに挑戦したい」という思いが当時は強かったからです。ライターさんの中には、キャリアアップとして編集者やディレクターになることを考えている人も多いと思いますよ!

編集者はライターさんが目指す仕事の1つなんですね。横山さんはライター時代から編集者の仕事に興味があったんですか?

いえ、ライターを始めた当初は考えていなかったです。

最初の1年間は、とにかくいろんなジャンルの記事を書きまくって、幅広いスキルを身につけるという目標を掲げて仕事をしていました。私は地道にコツコツ積み上げていきたい性格なので、ライターとしてのスキルを身につけることに専念していましたね。

1年間ライターとしての基盤を固めた後に、ちょうどハピスキさんから編集者のお話があったので次のステップに進もうと思いました。

なるほど。ライターとしての基盤をつくってからキャリアアップをしたのですね。

編集者の仕事で大変なこと

編集者の業務を行う上で特に大変だと感じたことはありますか?

圧倒的に「業務量の多さ」が大変です!
編集者になる前に想像していたボリューム感より遙かに多くとても驚きました。

編集者のお仕事は業務量が多いんですね。特に苦労している点や、大変なことはありますか?

ライターさんの配置調整は、大変な部分だなと感じます。

ライターさん一人一人に目配りながら、特性を見て配置を考えたり、メディアによっては、とにかく自分が執筆本数を上げなければいけなかったり、ライターさんの育成に集中させる目的があったりと、メディアの特徴やライターさんの状況によって配置を考えなくてはいけないんです。

それ以外にも色々な業務があるので、同時に2つ3つの動作をするみたいな感覚です。

マルチタスクが欠かせないんですね。ライターさんの配置をする際に気をつけていることはありますか?

ライターさんとメディアの相性や、仕事に対する姿勢、修正の多さ、レスの早さなどを全体的に見て配置を決めています。

執筆に時間がかかるライターさんに対しては、「もしかしたら副業さんなのかな」などという背景を考えて、マイペースに書けるメディアに割り振ったりしていますね。

メディアとの相性や、生活の背景なども考慮して配置しているんですね!ライターさんとの関わりの中で大変なことはありますか?

自分の意図を的確に伝えることは大変というか難しいです。修正依頼をした時に、認識の違いで思っていたのと違う修正で返ってくると、文章で伝えることの難しさを改めて感じますね。

なるほど、いかに正確に伝えるかという点ですね。他に何かありますか?

納期の管理も大変です。先方の期限もあるので、遅れの報告がないときは心配になります。

あとは質問の内容がふわっとしていたり、何を知りたいのか分からなかったりすると回答に時間がかかってしまうこともよくあります。

私自身も質問をするときはその意図まで書くように心がけてるので、お互いの気遣いでスムーズに仕事ができるようになればいいなと思っています!

ライターさんとの意思疎通が重要かつ大変な部分なんですね。

編集者の仕事のやりがい

大変なことをたくさん伺ったのですが、それでもハピスキの編集者として続けられている理由、やりがいなどはありますか?

やっぱりライターさんから感謝された時はやりがいを感じます。例えば、ライターさんから質問が来た際、それに対して私は結構な熱量で答えるタイプなので、それに対して同じ熱量で返答が返ってきたときは嬉しいです。

それはうれしいですね!

あとは、自分のアドバイスがライターさんの成長につながった時はやってよかったなと思います。

編集者という立場だからこそ、アドバイスを飲み込んでもらいやすいというのがあると思うんです。ライターさんのためになる何かを残せるというのは編集者ならではのやりがいだと感じます。

それと、修正の際に意図を理解して直してくれた時も嬉しいですね。意思疎通がちゃんとできたなって思えた瞬間は仕事が楽しく感じます!

なるほど!ライターさんとの意思疎通は大変である一方、スムーズにできるとやりがいに感じられるんですね。

編集者になるためには

初心者の状態から編集者になりたいと考えている人もいると思うのですが、初心者からでも編集者になれますか?

初心者でもなれると思います。実際、スクールの同期でもすぐに編集者になっている人はいましたよ。

そうなんですね。資格や学歴などは必要ですか?

会社によるかもしれませんが、基本的には関係ないと思います。ただ、金融系にはFP、住宅系には宅建、というように、メディアによっては資格があった方が書きやすいものもありますね!

なるほど。横山さん自身は資格を取ったりしましたか?

取っていないです。笑

そうなんですね。資格以外で取り組んだことはありますか?

オンラインサロンを通じて編集者の仕事について学んでいました。編集者歴の長い方が、ライターさんとの関係の築き方などをわかりやすく発信されていたので、それを視聴したり、直接相談したりしていました!

直接相談までして学ばれていたんですね!

そうですね。

知り合いの女性ディレクターの方に「編集者って何をやるのですか?」とか「楽しいことや、辛いことはどんなことですか?」など初歩的なところを含めてめちゃめちゃ聞きました。編集者をやらせてもらう以上、分からないことが多いのは嫌だったので!笑

資格など意外では、ライティングという仕事自体が編集者の業務には役立つと思います。その点でいえば、ライター時代にSEOの本を買って読んだり、スクールで記事を書いて積み上げたりした基盤は今の仕事に活かされていると感じています。

やはり、ライティングの経験は編集業務にダイレクトに生きる部分なんですね!

編集者に向いている人

次で最後の質問となります。編集者に向いていると思う性格や必要な能力を教えて下さい!

管理能力ですね。添削の際、ライターさんが手持ち無沙汰にならないように次の記事を用意しておいたり、期限に関して不安に思ったらすぐに連絡を入れたり、先を見越して行動し、ライターさんを管理できるスキルが必要だと思います。

常に先のことまで考えて動いていく必要があるんですね。

そうですね、「時間管理」「状況管理」「業務の管理」ができる人が向いています。

あとは、ライターさんとの相性もありますが、お節介と言われるくらいあれこれしたいと思う人の方が良いと思います。特にレスの速さも重要かなと思います。

編集者はメディアを運営する企業とライターさんとの仲介役のようなイメージなので、きちんと意思疎通できるコミュニケーションスキルの高い人も向いていますね!

管理能力とコミュニケーションスキル、さらにはお節介さも、編集者の仕事をする上で大切なスキルなんですね!

本日は素敵なお話をありがとうございました!

まとめ

最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございます!

編集者は初心者からでも始めることができますが、やはり基礎になる部分はライティングなんですね。横山さんがそれだけ早く編集者になれたのは、ライティングの基盤を積み上げていたからこそであり、ひたむきの努力の結果だということがわかりました。

また、編集者の仕事は黙々と作業を行うイメージだったのですが、意外にも向いている人はコミュニケーション能力だというお話はとても参考になりました!やはり、どの仕事においても人と人の間には対話が欠かせないですね。

編集者のやりがいについて、「自分のスキルをライターさんに伝えて、その結果成長を感じられた時や、うまく意思疎通ができた時」と話していた横山さんはとても楽しそうな表情をされていました。

現在ライターをしていてキャリアアップをしたいと考えている方、編集者という仕事に興味がある方がこの記事を読んで、編集者の仕事や働き方についてよりイメージできたとしたら嬉しいです。

もし、「ハピスキの横山さんと一緒に働きたい!」などと興味を持っていただけたら、是非一度カジュアル面談をさせていただければと思いますのでご連絡お待ちしております!

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この記事を書いた人
umino
umino
新卒で大手家具メーカーに入社し2年勤務。 立ち上げフェーズに関われるという大手企業では経験できない魅力と、 代表の想いに惹かれハピスキにジョイン。 個人でも10万人のInstagramアカウントを運用しながら、ハピスキでもSNSを担当。運用開始1ヶ月で1.8万フォロワーまで成長中。 採用担当としては、熱量をもって一緒にワークできるハピスキのファンを増やしていきたいという想いで採用活動を行なっています